Royal Stuart Garden Trust 

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(有)ローヤルスチュアートガーデントラスト    

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●特集 ガーデンデザイン講座Vol.10 デコレイテッドガーデン  

最近訪れた英国では、友人のプライベートガーデンのほかそのまた友人のガーデンを訪れることが出来ました。庭を訪ねるたびに、思いを強くするのは「英国の庭にとって一番重要なのは花ではない。」ということです。今回は、庭の装飾というテーマで、英国の人々がどのようにして庭を飾っているかをお見せしたいと思います。オーナーのテイストに合わせて慎重に選ばれたガーデンアクセサリーを使って、それを庭の植物の間から覗かせるなど、面白い見せ場がたくさんあることで、驚きを与えることが出来ますし、それが友人たちとの会話を弾ませることにもなるのです。


The Decorated Garden
Candle

ツタに半分隠されたミラーつきのキャンドル灯すのが目的ではなく、 「あ、こんなところに」と見つけられるのを待っている。オーナーの遊び心である。

Manhole Cover

英国にも良く見られるのがこのマンホールカバー。 でもこれをアクセサリーにしようと考える人はあまりいないのでは?


Private Zone
このヨークにあるタウンハウス(表紙のガーデンと同じ)には典型的な細長いバックガーデンがあります。
オーナーはここを、スクリーンや植栽を使っていくつかのゾーンに分けていて、その中には、子供がどこかで見つけてきた奇妙なものを含め、 数々の面白い物がちりばめられています。

An Artist's Garden
友人の庭と同じウォールで隔てられたお隣の庭は、 アーティストの庭。ワイルドガーデンです。
育ちすぎの感じもするこの庭ですが、これがオーナーのテイスト。メンテナンスもちゃんとしています。
この庭を歩くと、ギャラリーに来たかのようです。見たことがないようなアクセサリーやオブジェをたくさん見つけることが出来ます。 また、同じ園路を戻る時でさえも、先ほどは見つからなかったものが目に入ったりします。こうしたことはオーナーだけでなく、 その庭を訪れる人にも本当に大きな喜びを与えてくれるものですし、このとき、庭の植物もまた違った理由で存在しているように思えます。 これらの写真を見ると、雑然としたように見えますが、実際はアーティストの目やセンスにより、きちんとプランされたものなのです。

 


Old Bench
ベンチにも植物が侵入し、植物とベンチが一体化してしまったようです。


Old Kitchen Table
古いキッチンテーブルとチェア。なぜかテーブルクロスも掛けてある。

 

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